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【PF06】海で一夜の
オープニング◆人気リゾート地、アメリカ南海岸のマイアミ。アンナは、モニターに映し出されたマイアミの浜の画像を示しながら、今回の操作の説明を始める。 「綺麗な浜辺、青い海‥‥このマイアミで来週開催される野外音楽フェスでの捜査が今回のミッションよ」 一応、遊びに行くんじゃないからね。アンナは念を押しつつ、話を続ける。 「聞き込みする内容は、マイアミの若者達の間で流行っているという噂の合成麻薬についてよ。こういうイベントって、アングラ事情に詳しい若者がたくさん来るでしょ? だから、聞き込みには持ってこいってわけね」 そこまで言ってから、アンナは別の画像をモニターに表示させる。そこに映ったのは、男性の写真が一枚と女性の写真が一枚。アンナはまず男性の写真を指し示した。 登場キャラ
燦々と太陽が照らす中、休憩所に響く工事現場のような爆音。爆音の主、シグナ・ガントレットは椅子を増設し、机を延長し、看板に電飾を取り付けていた。 「パフォーマンス?」 看板の電飾のプログラミングを確認し、一息ついたシグナに、遠巻きに作業を見守っていた青年の一人が声をかける。 「そういうつもりじゃ無いんだけどな‥‥」 自分の持つスキルを使って、派手に盛り上げようと思っていたのは確かではあるけれど。 「君、面白いね!」 十代と思しき女の子が、男性に便乗してシグナに声をかける。 「ところでこの椅子、座ってもいいの?」 青年の問い掛けに、シグナは頷く。 「もちろん」 シグナが頷けば、周りの若者達は互いにハイタッチを交わす。 「おにーさん、超クールだぜ!」 そんな事を言いながら、若者達は出来上がった席にどんどん着席していく。その中には、比較的軽装で、グレてます、といった風貌の若者も混ざっている。そんな若者の内、一人の男性に近づいていく今井天。売店で買ってきたカクテルの瓶が右手と左手、一本ずつ握られている。 「この辺の人?」 空いている隣の席に腰かけつつ、声をかける。 「そういうあんたは、どこの人? 東洋系だよな。顔に似合わず英語が上手だな」 肩を竦めて答える彼に、天はカクテルを差し出しながら笑う。 「日本だよ。誉めてくれてありがと。お礼に、これあげるよ」 そう言いながらカクテルを一本差し出すと、彼は封が空いていないのを確認してから、受け取った。 「じゃあありがたく貰うけど、日本人ってみんなそんなに気前良いのか? カモられるぜ?」 キャップを明けながら鼻で笑う彼に、天は目を瞬く。 「そうなのか?」 天の問いに、彼は呆れたように片眉を上げた。 「英語上手いくせに世間知らずだな。今まで相当お上品な付き合いしてたと見える。あんたは知らないかもしれないけど、この辺りはわりと物騒なんだぜ。マフィアとか、ギャングとか、ヤクとかな。危ないんだぜ」 そう言って苦笑する彼に、天は驚いた顔をしてみせる。 「やだなぁ、そういうの。忠告ありがとう」 ヤクという単語は、今回の任務においては重要ワード。これは幸先が良さそうだ。 「いえーい! 盛り上がってるかー?!」 ヴェイン・アルカディアは酒を片手に休憩所を闊歩する。 「お兄さん、テンション高いね!!」 そう言って寄ってきた青年ににっこり笑いかけてから、ヴェインは唐突にうずくまる。 「どうした?! 気持ち悪い?」 慌てる青年に、ヴェインは首を横に振る。 「最近凄い辛いんだよ‥‥だから今日は楽しむぞーって、思っててさ‥‥でもやっぱり辛い‥‥」 俯き、僅かに嗚咽を漏らせば、青年は慌てたようにヴェインの背中をさする。 「えっと、そうだ! 最近めちゃくちゃブッ飛べるってヤクが流行ってんだよ! それキメたら、嫌なことなんてどっか行っちまうぜ」 「ほんと?」 これは、と思って顔を上げたヴェインに、彼はにっこりと笑う。 「まぁ俺も噂でしか聞いたこと無いんだけどな!」 そう言って親指を立てる彼に、ヴェインはがっくりと肩を落とした。 「姉さん可愛いねぇ、今日のオススメは何かな? お姉さんのオススメなら何杯でもイケちゃうかも」 店を訪れたベリエス・デルラは、レジに立ったクロエに声をかける。 「あら、随分口が上手いのね。あなた、酒は結構強い方?」 「そこそこ。その辺りもお姉さんに任せるよ」 あくまで調査、強いものを飲んで前後不覚などもってのほか。ベリエスはそう考えつつ、目を細めた。 「クロエよ。みんなクロエって呼ぶわ、あなたもどうぞ?」 クロエは返しつつ、カクテルを作るためにベリエスに背を向けた。そんなクロエに、ベリエスはたずねる。 「こういったフェスだとさ、酒もいいけどもっとハイになれるモンも結構出てるんじゃない? 俺はクロエちゃんを、見てるだけでもハイになれそうだけど」 クロエはエメラルドミストを注いだプラスチックコップを手に振り返り、ふわりと笑う。 「最近、若い子達から新しいクスリの話、よく聞くわね。でも私はこっちの方が好きよ」 そう言って、クロエはベリエスにコップを手渡した。 「クロエちゃんが作ってくれたのなら、なんだって最高さ」 透き通った緑色のカクテルが揺れるコップを受け取りながら、ベリエスは得た情報を共有するために、Aiフォンを取り出した。 「ケネスさんですか?」 ケネス達の元へ訪れたルフィナ・クラスノフは、にっこりと微笑む。 「ボスに何の用だ?」 一番奥の石段に座るケネスとルフィナの間に、一人の取り巻きの青年が威嚇するように立ち塞がった。 「この辺りを取り仕切っている方だと聞きまして、是非お会いしたいと思ったんです」 そう言って、ルフィナはケネスの方へと一歩、一歩と近付いていく。 「なんのつもりだ!!」 憤る取り巻きをケネスは手で制し、立ち上がってルフィナを睨む。 「なんで俺に会おうと思ったんだか知らねぇが‥‥その度胸は買ってやるぜ。用件は?」 たずねるケネスに、ルフィナは微笑み更に身を寄せる。ほとんどくっついているような距離で、ルフィナは艶やかに笑う。 「ご一緒に飲ませていただこうかと思ったんです。それではダメですか?」 ケネスは首を傾げ、片眉を上げる。それから少し考えるように視線を外した後、肩を竦めて石段に戻っていく。 「いいさ、勝手にしな」 そう返すケネスに、ルフィナはこくりと頷き。 「ありがとうございます」 取り巻きに促されたパイプ椅子に腰かけた、その時。 「あんたがケネス?」 やってきたのは、薄汚れたストリートミュージシャンに変装した小林三代。ギターを背負った三代に、取り巻きがずかずかと大股で近付いていく。 「んだテメェ。ボスに用があんなら、アポイント取って貰わねぇと」 そう言う取り巻きに、ルフィナが問う。 「え、そうだったんですか?」 しゅんとしたルフィナを見て、ケネスが溜め息を吐く。 「いや、あいつが勝手に言ってるだけだ。来たけりゃ来ればいい‥‥話を聞くかどうかはまた別の話だが。それにしても、今日は変な客が多い日だな」 がっくり肩を落とす取り巻きの横をすり抜けて、三代はケネスの前まで来て、問う。 「あたいの腕を買ってくれない? 男の方が正直だから信用できるよ、欲望にね」 ミュージシャンになるのを後押ししてくれるなら、愛人にだってなってあげる。更に一歩距離を詰め、そう囁く三代に、ケネスは返す。 「一曲だ。それでダメなら帰れ」 そう言うケネスに、三代は楽しそうに目を細めた。 ◆ 日は傾き、フェスもそろそろ終盤。 「えっと‥‥ここ、良い?」 紅嵐斗は休憩所の席に腰かける若者達の間、空いた席を指差し、わざと拙い英語でたずねる。 「ん? 良いよ~。座って!」 元気良く頷いたのは、空席から見て右隣の若い女性。声の届かない程度に離れた席に天の頭が見えるのを確認した後、嵐斗はその席に腰かける。 「えっと、サンキュー」 えっと、は日本語。英語は日本語らしく。これで、どう見ても不馴れな日本人にしか思えない筈。 「いいえ~。ところでお兄さん、日本人? さっきの、日本語でしょぉ?」 そう言って瓶ビールを空いていた紙コップに注ぎ、彼女は嵐斗に手渡してきた。 「丁度、その‥‥飲みたかったんだ。ビールを」 笑顔で受けとる嵐斗。 「なんで日本人だってわかったの?」 嵐斗の問いに、彼女は笑う。 「日本文化に興味あるんだよね。面白いよね、日本ってさ」 彼女は友達に答えた後、嵐斗にそう言う。 「え~‥‥そう?」 そう返す嵐斗に、彼女は肩を竦めた。 「あぁ、日本人からしたら当たり前なんだもんね、日本文化。私からすると、すーっごく面白いよ」 けらけら笑う彼女に、嵐斗の左隣の男性が大きく頷く。 「俺も、日本文化、面白いと思ってんだ。もし良かったら色々聞かせてくれよ!」 早口で聞き取りにくい英語。嵐斗は苦笑いを浮かべ、戸惑っている風を装いつつ左右に目を向ける。怪しい動きをしている人物はいないだろうか。今のところ、それらしき人物は見当たらない。嵐斗はひそかにほっと息を吐いた。そんな嵐斗を見て、困っていると思ったらしい彼女が男性の腕をひっつかむ。 「ちょっとぉ、今のすっごい早い~。多分聞き取れなかったんだと思うよぉ」 そう言う彼女に、左隣の男性は目を丸くした。 「悪かったな、もっとゆっくり話すよ!」 謝りながら肩を組んできた男性に、嵐斗は困ったように肩を竦めた。 そんな嵐斗を視界の隅に捉えつつ、陳華龍は休憩所の端の方で休憩所の若者達に囲まれていた。 「おにーさん、この酒すげー上手い!」 「そうだろう」 何せコネで手に入れた稀少な酒だ。そこらの安酒とは、訳が違う。 (きっと、このような聞き込みでもアンナ先生は意図も容易く成し遂げてしまうのだろう。ならば、負けてはいられない。彼女に相応しい男になるためにも) 一人決意を新たにする華龍の前では、着々と酒が無くなっていく。 「俺たちにばっかり飲ませてないで、お兄さんも飲みなよ!」 そう言う若者に、華龍は小さく肩を竦める。 「あぁ」 差し出したコップに注がれ、華龍は波打つ水面を見つめる。 「お礼出来りゃいいんだけど‥‥そういえば、最近流行ってるアレとか」 彼が隣の女性にたずねれば、彼女は僅かに眉を潜めた。 「え? 私、実物見た事無いよ」 首を傾げる二人に、華龍は問う。 「何の話だ?」 二人は顔を見合わせて、それから華龍に視線を向け、口を開く。 「クスリ、お兄さんやらない? 最近結構話題なんだよ」 ほう、と相づちを打ちつつ、華龍は僅かに目を細めた。 クロエの店の前に並ぶ、パラソルの下の席の一つ。そこには女の子達が群がっていた。 「フラれちゃったんですか。お姉さん、美人なのに」 薄い上着を羽織ったルイ・ラルカンジュは、向かいに座った二十歳くらいの女性の瞳を見つめる。 「君だけよ、そんなこと言ってくれるの」 涙を溢す彼女の左側には、彼女の友人が立っている。 「この子の彼氏、ヤクやってたの。付き合わない方が良いよって言ってたんだけどね」 そう言いながら彼女の肩を抱き締める友達に、ルイは問う。 「危ないやつですか?」 「危なくは無いって言ってたけど‥‥」 首を横に振る彼女の目尻から、涙が溢れる。その涙を指先で拭い、ルイは柔らかく笑う。 「大丈夫です。お姉さんには、きっと良い未来が待っています‥‥こんなにもあなたを想ってくれる友人がいるんですから」 そう返すルイに、二人は顔を見合わせ、数秒してから恥ずかしそうに小さく笑い。 「うん‥‥!」 去っていく二人。その背に手を振るルイの元へ歩いてきたのは、クロエだった。 「私より人気なんじゃない?」 にっこり笑うクロエに、ルイはたずねる。 「バンドの演奏、間に合いました?」 「おかげさまで。助かったわ」 ルイはクロエに、モデルの仕事でマイアミに来たと言っていた。他にも、バーテンの経験がある話、ナイトスポットでよく遊ぶ話、音楽より雰囲気が好きな話、色々な話をした。そして、事前にアンナに聞いた、クロエの好きなバンドの話になったのだ。 「あと少しでそのバンドの番です。行ってきて大丈夫ですよ。僕、今日はオフだから」 そう申し出れば、丁度彼女の店の他のスタッフ達も同じように思っていたらしい。スタッフと一緒になり、彼女を会場へ向かわせたのは、一時間くらい前の事。 「喉渇いてませんか? 僕、何か作りますよ」 お酒と場所を貸していただけるなら、ですけど。そう言うルイに、クロエは頷き。 「じゃあ、お願いしちゃおうかしら」 「任せてください」 そう言ってルイが立った後の席に、身体を滑り込ませるヴァレリ・クラスノフ。 「相談か何か?」 首を傾げるクロエに、ヴァレリは口を開く。 「突然失礼致します。一つおたずねしたい事があるのですが‥‥その前に、クロエさん‥‥あなたはこの辺りの若い者達に慕われているとお聞きしました。あなたは彼らの事を、どう思っていますか?」 唐突な質問に、クロエは少し考えるように目を細める。一方、周りの若者達は恋愛相談で無い事を察し、興味を失ったらしい。彼らはそれぞれ意識を他に向け始めた。 「彼らは繊細で、優しくて、残酷。彼らは今を懸命に生きている。だから、私は彼らを愛してる。その答えでは不満?」 そう言うクロエに、ヴァレリは頷く。 「ならば、私も貴女も、彼等の未来を守りたい想いは、同じなのかもしれません。薬物‥‥もし、ご存知でしたら、お教え願えませんか?」 ヴァレリの問いに、クロエは声を潜め、答える。 「名前は、メガッピー‥‥若い子達の間で流行っている。悪酔いないけど、中毒性が半端ないらしいわ」 「何の用だ?」 ケネスの目の前にいるのは、MNで顔を変えたメレディス・メイナードと、顔を変え水着姿のアデライン・エルムズ。ケネスの足元には三代が潜ませ損ねたカード型盗聴機が落ちているが、彼はその事に全く気付いていないらしい。 「この子が困っているの。あなたなら、助けてくれるって聞いたの」 何故かオネエ言葉になっているメレディスに、アデラインは頷く。 「私の友達、最近様子がおかしいんだけど‥‥麻薬とかなのかなって」 彼女自身、怖い人達は正直慣れていて萎縮してはいないのだが、交渉に関してはメレディスに任せようと思っている。なので、今回はあまり喋らないでいようと思ったアデラインは、ぽつりぽつりと呟くだけに留めた。 「突然消えたストリートミュージシャンの女と言い、そっちのねーちゃんと言い、今日は変な客が多いぜ」 ちらりと視線を向けられたルフィナは、首を傾げる。 「でもフェスで他所者が多く来りゃ、そんなこともあるかね。で、ヤクな、俺だって詳しかねぇんだ。悪いな」 肩を竦めたケネスに、メレディスとアデラインは顔を見合わせた。そんな二人に視線を向けるケネスに、ルフィナが身を寄せて耳元に囁く。 「麻薬は、このチームではご法度なのでしょうか? それとも、仲間がやる分には許容範囲内なのでしょうか?」 ルフィナの問いかけに、ケネスは目を瞬く。それからにやりと口角を上げる。 「ねぇちゃんも興味あんのか。それでうちに来たってか? でも悪いな。俺はヤクはやんねぇし、近しい奴らにもやらせたかねぇな。だが、目の届かねぇ奴らはやってるかも知れねぇし、うちと取引のあるグループでは出回ってるって聞く」 なら、とルフィナが言いかけた所で、ケネスがルフィナの口許に人差し指を当て、言葉を遮った。 「でも、もし紹介だけして欲しいって言われても、紹介は無理だ。しねぇんじゃなくて、出来ねぇんだ。売人が見当たらねぇんだ。まるでタダで配ってるみたいによ」 用が済んだら帰りな。そこまで言って、ルフィナの背を押すケネス。メレディスとアデラインは、事の成り行きを静観している。その場の全員の視線が向けられた中、ルフィナはふわりと笑う。 「いいえ、あなたがそういう方で安心しました。私も、そのような麻薬、誰にも使ってほしくありませんから」 そう言うルフィナに、ケネスはぶはっと噴き出した。 「ねぇちゃん、やっぱ、変な奴だな。今日は本当に変な日だ。ほら、てめぇら二人も座れ。あと、お前は酒買ってこい」 メレディスとアデラインを座らせ、ケネスは取り巻きの一人にカードを渡す。頷き、駆け出す彼の背中を眺めつつ、メレディスが問う。 「これはどういう展開?」 首を傾げるメレディスに、ケネスは笑う。 「変な日なら変な日なりに、楽しもうぜ。フェスももう終わりだろ? 後は飲んで騒いで楽しくやろうぜ」 誰かを助けたいという気持ちがケネスの心に響いたらしい。上機嫌なケネスに、学生達は顔を見合わせる。こうして、三人は夜が明ける頃までケネスの奢りの酒を飲まされる事となったのだった。
参加者
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