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アルピニオ地方

 アルピニオ地方に関するカテゴリー
20/12/11

  オーディア島の南東、ウーディアの東に位置する山岳地域一帯を、アルピニオ地方(Alpinio)と呼ぶ。
 ライトエルフが勢力を持つ地方であり、ライトエルフの諸侯が多い。それゆえハイランドとも呼ばれる。
 その山々は神聖視され、ミドルヘイムで最もシーリーヘイムに近いとされる。
 風の精霊の影響が強く、山脈の中心に風のシーハリオンがそびえ立つ。
 雨に恵まれ緑豊かだが寒冷で、頻繁に発生する霧に紛れ、危険な獣が跋扈する。厳しい環境故に、偉大な聖戦士を輩出する土地でもある。
 アルピニオ出身者は無駄口を利かぬ質実剛健な者が多い。
19/11/26

シュヴァルツヴァルト(黒き森)

 ライトエルフの、もっとも歴史ある王国があるとされる深い森。エルフの王国には多くの歴史や知識、技術が集約され、現在残る多くの歴史的文献は、このエルフ国家が蓄積してきた資料に基づく。
 また、ここから生み出される魔法の道具はミドルヘイム各地で重宝されている。
 森には様々な生き物が複雑な生態系を形作り、中には不思議な能力を持つ危険な獣も闊歩する。
 エルフの諸侯は外部の者に敵対的ではないが、友好的でもないようで、招かれざる者が森に入った場合、どうしても奥へ進めないのは、エルフの秘術のせいではないかといわれている。
19/11/26

ブラミール帝国

 北に海を臨む、沿岸部の要塞都市。
 漁業と貿易で栄えるが、バイキングの襲撃や周辺諸国との戦争に脅かされ続けている。
 フィルボルグスのヴォルフェラソ2世が帝王を名乗り、圧政で支配するが、側近の裏切りや他国の工作等の噂もよく立ち昇り、体制は磐石ではないとされる。
 帝国周辺には無数の小国家が乱立し、紛争が絶えない。戦争の一部にはデュルガーが介入しているとの分析もある。いずれにせよ、シュヴァルツヴァルトまで戦火が広がることはなく、またシュヴァルツヴァルトからの介入もない。
 この一帯はヒューマンやフィルボルグスが多く、彼らはよそ者に冷淡だが、一度気を許せば信頼のおける仲間になるという。
 ギルドが国家間の戦争に介入することはまずないが、この一帯での依頼遂行では、そうした事態に巻き込まれることも覚悟しておくべきかもしれない。あるいは、デュルガーが原因と目される紛争や政治工作が見られた場合、表立って動きづらいローレック騎士団の代わりに、調査を依頼されることも。
19/11/26

茨(いばら)の洞窟

 ダークエルフ王家が支配する幽玄な森に、隠れるようにして存在する不思議な洞窟。
 風のシーハリオンを取り巻く嵐の壁の、やや外側に入口があり、この洞窟の地下を通じて嵐の壁下部を通過し、その内側、シフールの里へ赴くことができる。
 しかし、洞窟の突破は常人には不可能だ。
 よそ者を排除する傾向にあるダークエルフ王家に認められ(あるいはその追跡を振り切り)、発見の困難な入口に辿り着いてもなお、その内部は、鋭利なトゲが無数に渦巻く、文字通り茨の道なのだ。通るだけで全身にダメージを負うし、しかも迷路上のそれは、侵入者を惑わせ入口へと逆戻りさせてしまう構造(あるいは魔力?)となっているのだ。だが、「世界を救う使命を持つ者」であれば、通る資格があるとされ、苦労すれば出口へと辿り着くことができるらしく、事実ハウンドらはこれの通過に成功している。
20/12/11

シフールの里

 シーハリオンの嵐の壁、その内部の俗称。茨の洞窟を抜けることで辿り着ける。
 まだ世界に旅立つ前の幼いシフールらと、その子らの面倒を見る『乳母』らが、平和に暮らす楽園のような場所だが、近年、彼らの食料(花の蜜や果実)が減少傾向にあるという。
 気候は終始温暖で、周囲の嵐の影響は一切なく、優しい晴天に恵まれている(稀に、優しい小雨が降ることもある)。
 広がる野原は多くの花で彩られており、その中には、シフールの赤ちゃんを宿す『ローデの花』が点在している(ローデル・ワーズワース氏(dz0046)が命名)。それは神秘的な雰囲気を放つ、棘の無い蔓バラにそっくりな桃色の花だ。
 山のほうには立木もあり、果実も採集可。粗末なツリーハウスも見られる。
 岩場にはほこらがあり、そこには無数のネストドールが仕舞われている。
 里は、嵐の壁に沿うような形で存在しており、ドーナツ状の範囲。その内側に行くにつれ、徐々にシーハリオンの山の斜面が、急傾斜になり、環境も険しくなり、そしてその頂点は天へとそびえる塔状の斜面により見ることはかなわない。むやみに斜面を登ることは、シフールの乳母から「災いを招く」との理由で堅く禁じられている。
20/12/11