オープニング
◆錬金術師を訪ねて
「……あ、君たちがオレに会いたいハウンドっていう人たち? どうぞどうぞ、遠慮しないで入ってよ。といっても別にオレの家じゃないんだけどね」
リムランド地方の、さらにとある山間部。
その街の宿でハウンドたちを出迎えたのは胡散臭い風貌の老人だった。
稀代の錬金術師、センスキー・オウン。
それがこの人物の素性である。
話によるとすでに齢七十を超えるという。だが短く刈り揃えた白髪頭にこそ実年齢の片鱗が見て取れるものの、その所作は若々しく見た目は五十代の半ばといったところだ。
ハウンドたちに椅子を勧めた彼は急に真面目な表情(かお)になった。
「聞いたよ、『新しい魔法』を探してるんだって? 困るなぁ、若い人がそんなのに頼っちゃあ。そんな便利なものがあれば苦労はしないよ……まぁ、あるんだけどね」
のらりくらりと語りだすセンスキー。どうやら一癖ある老人のようだ。
「ホラ、自慢じゃないけどオレって凄い錬金術師だからさ、ガガ……ガガって知ってる? そうそれ、簡単に持ち運べるようにしたゴーレムね。具現化させたらガーゴイル。でも面倒だからいまはガガでいいか。で、そのガガを結構スゴくしちゃう魔法を編み出しちゃったんだよね……まぁこれは実は自慢なんだけど」
わはは、と相好を崩す。そのテキトーな性格に若干の不安を覚えるハウンドたちだが、駄目で元々と、その魔法の伝授を頼み込んだ。
「魔法を教えてくれって? いいよ」
と、あっさり頷くセンスキー。だが。
「でもその前にちょっと頼まれてくれないかなぁ……あ、こういう展開になるって予想してた?」
やはりというか最初からそう言えというか――何か条件があるようだ。
◆温泉遺跡
「実はオレ、温泉を巡るのが趣味でね。この街に来たのもそれが目的だったんだけど、その温泉ってのが……」
無駄に長くなるので彼の話を要約すると、この街の近くの山には知る人ぞ知る『忘れられた温泉遺跡』があるというのだ。
しかし、嬉々として出向いたセンスキーが見たのは鬱蒼と生い茂った植物によってすっかり荒れ果てた遺跡だったのである。
「忘れられた、ってぐらいだから覚悟はしてたんだけど、もうほとんど自然に還っちゃっててね。幸い湯量はまだ十分にあるみたいだし、石組みの浴槽も無事だから浸かるぐらいなら大丈夫だと思ったんだけど……やっぱいるよね、ガーディアンってやつ?」
浴槽に近づいた彼に襲いかかってきたもの――それは蟹型をしたゴーレムの一種だったという。
「もともと大昔の貴族とかが造らせた建物だから侵入者対策に設置したんだろうね。面倒だから戦わないで逃げちゃったんだけど、これじゃこの街まで足を運んだ甲斐がないじゃない? で、どうしようかと考えてたら君たちが来たってわけ。いやぁ、これも日頃の行いかな?」
つまり、その温泉遺跡を守るゴーレムを討伐することが魔法を伝授する条件ということか。
ハウンドたちがそう確認すると、頷きかけていたセンスキーはこう付け足した。
「……じゃ、せっかくだしゴーレム退治はガガでやってもらおうかな。君たちの実力も見られるし、ちょうどいいでしょ」
ハウンドたちのガガの扱い方から魔法の伝授を受けるに相応しいかどうか見極めようというのだろうが――この条件が思いつきなのは誰の目にも明白だった。
「あとは遺跡の植物の除去とか浴槽の掃除も。まぁこっちは不向きな作業もあるし、ガガでなくたっていいよ。それじゃあ、入浴の用意をして出発しようか」
善は急げとばかりにハウンドたちを急かすセンスキー。
――このテキトーじじい、実は温泉に浸かりたいだけでは?
というハウンドたちの思惑をよそに、新魔法獲得を目指して温泉遺跡の大掃除が幕を開けるのだった。
選択肢
a.索敵メインに | b.戦闘メインに |
c.掃除メインに | z.その他・未選択 |
マスターより
レディー午睡丸です。
シナリオ特性上、マイスターのキャラをメイン対象とした内容ですが、それ以外のクラスでも参加できる選択肢も用意しています。
状況に合わせてご一考ください。
舞台となる『忘れられた温泉遺跡』はそれほど大きくない石造りの建物ですが、長年の放置で内も外も植物に覆われています。
到着は昼過ぎで天候は快晴。遺跡を掃除すれば今夜の宿泊は可能でしょう。
新魔法獲得へのお題は二つ。
『蟹型ゴーレム討伐』と『遺跡の掃除』です。
このうち討伐はガガ(ガーゴイル)のみで行う必要があります。
最初はゴーレムの数や、どこに潜んでいるかが判りません。持ち込むガガの種類はもちろん、具現化するタイミングや与える命令の内容にも工夫が必要です。
無事にゴーレムを討伐できれば植物を除去したり浴槽を掃除して温泉を使用可能な状況にします。
こちらはガガのみで行う必要はないのでハウンドたちで協力しあって進めていきましょう。
もちろんその後はキャラも温泉を使用できます。
それでは、みなさまの温泉遺跡プレイングをお待ちしています。
※【SubEpisode07】新魔法を獲得せよ 関連シナリオ
シナリオの成功等により新魔法が実装されます。
登場キャラ
◆道行き
ハウンドたちはセンスキーの案内で山道へと入った。
「「温泉おんせ~んっ! 温泉おんせ~んっ!」」
その先頭を
エルディ・カイザーとセンスキーが弾むような軽いステップで行く。
「新魔法を教えてもらえるうえに温泉にまで入れるなんて、美味しい仕事もあるんですねぇ♪」
カーミレ・セリーザが声を弾ませる。
ガガのみでの討伐という条件をいささか面倒に感じなくもない彼女だが、おまけの温泉がそれを帳消しにしていた。
「温泉ステキ、です☆」
「そうですね、早く入りたいですぅ♪」
「ふむ……」
そんな仲間たちとは裏腹に、列の後方では
セヴラン・ランベールがひとり考え込む。
「……なにか気になることでも?」
そんな友人の様子に
シャルル・ムーフォウが尋ねた。
「いえ……ガガを強化出来る魔法とは、いったいどういうものかと思いまして」
セヴランの興味は件の新魔法にあったようだ。センスキーの『ガガを結構スゴくしちゃう』というアバウトこのうえない説明が、逆に彼の探究心を刺激したのかもしれない。
「……飄々とした御仁ですが、少なからず苦労を重ねて編み出した魔法でしょう。教わるならそれに見合う対価は示さねば」
「ええ、シャルルさんのおっしゃる通りでしょうね。戦いは不得手ですが私も頑張ってみます」
先達マイスターに対する敬意からか二人は彼に直接質問はしない。
もっとも、前方でエルディと一緒になってスキップするセンスキーからはあまり威厳は感じられないのだが。
「ガガだけで戦うのはいいとして、問題はその魔物が何か、だな……」
ジャアファル・ジルフェが言葉を継ぐ。
「蟹型、ということはクラブゴーレムの可能性が高いな。長い布などで誘導するにしても、ガガではな……あとは数か」
「ええ。貴族の施設の警備に用意されたのなら数はそれなりにあるでしょうね」
コニー・バインが頷く。かつては高価な物も置いてあったのかもしれない。
「僕も荒っぽいことが得意ではないですが……ガガを強化できる魔法となると、こりゃ頑張るしかありませんね」
「大丈夫ですよコニー君。私もできるだけフォローしますから」
いささか不安そうなコニーに
ナイン・ルーラが請け負った。
「温泉のためにバトルんですね! エル、全力で打ち倒しますよ!」
そんな会話が聞こえてきたのか、前方からエルディの声があがる。
「はは、エルディさんのお気遣いは嬉しいですが、センスキーさんとの約束もありますから……」
「えええーーーっ!? エルが戦ってはダメなのです……?」
いささか勘違いがあったらしく意気消沈のエルディ。しかし。
「そうですか……ならばエル、盾になって皆さんを護りますっ! 勇者である義兄さんの名をおとしめないように!」
気落ちから一転、彼女は大きく胸を張った。
「そうですね。魔物退治ならぬカニ退治は皆さんのガガに任せますが、マイスター各員が襲われるのは防ぎましょう。構いませんか?」
「いいんじゃない?」
ナインからの問いに軽く答えるセンスキー。
あくまでガガを扱う技術を確認することが目的だからか、あるいは単に腹の底からテキトーなだけなのか――ハウンドたちにその区別はつかなかった。
◆索敵
やがて山道を外れて進むことしばらく。
渓谷を望む山肌にその温泉遺跡が姿を現したのだった。
「はい到着。見ての通りこんな感じなんだよね」
そこは確かに自然に還りつつあった。コモンの腰ほどの高さまで伸びた茂みの向こう、石造りの建物にはびっしりと蔦が巻き付いている。
隣接する浴槽は木製の屋根を備えていたのだろうが、長い年月で腐り落ちて露天風呂状態だ。
「オレはあの辺りで襲われたけど、そのあとゴーレムがどうなったかは分からないなぁ」
「では、まずは私のガガで索敵を行いましょう。この状況なら空からが効率的ですからね。センサーグラスで発見できないのが残念なところですが……」
セヴランはそう請け負うと半鷲半人のガガ『ラプター』を具現化させた。その際にスキルガガのDGによって自身の知覚能力を分け与える。
与えた命令は『遺跡の上空を旋回し、蟹の姿を発見すればその直上でホバーリングする』というものだ。
彼はラプターの動きを注視し、ホバーリングの度に羊皮紙に位置を記していく。十分に高度を取ったからかラプターは反応されずに索敵を行うことができた。
数十分後。ラプターをガガに戻したセヴランが羊皮紙を示した。
「確認できたのは六体です。もちろん、見落としがなければですが……」
「助かります。先手を取るには十分ですよ。さて、理想を言えば一体ずつ挟み撃ちにしたいところですがね」
セヴランに感謝を述べつつシャルルが各個撃破を提唱すると他の者たちも同意した。とはいえ、いざ戦闘となれば各ゴーレムがどう動くかは未知数だ。
「なら、始まったら俺の『ザンドル』に撹乱をやらせよう。戦闘能力は低いが、クラブゴーレム相手なら倒され難いだろうしな」
ジャアファルがそう提案する。
ザンドルの霊的な身体とエコーロケーションによる位置把握、さらにスキルガガのDGによって隠密能力を分け与えれば撹乱に適しているという判断だ。
こうして、いよいよガガによる攻撃が始まった。
◆討伐
「さあ、さっさと蟹を倒して温泉ですぅ! 『レディ』さん、レディーゴーですぅ!」
カーミレはガガ『クリスタ』を具現化させ、もっとも近い敵へと向かわせた。与えた命令は『他のガガの援護を行いながら敵ゴーレムを破壊せよ』。
「ではこちらも。挟み撃ちにします」
シャルルも『サンドラデッド』を具現化させて同じ敵へと向かわせる。こちらの命令もまた同じく、『他のガガと蟹型ゴーレムを挟み撃ちにせよ』というものだ。
女性騎士の姿となったGG(ガーゴイル)が槍を構えて茂みに近づくと、反応したクラブゴーレムが飛び出てきた。
槍で石を打ったような音が辺りに響き、そこにサンドラデッドが爪を振り下ろして追撃した。
クラブゴーレムも爪を振りかざしてクリスタに反撃する。だがこちらも石と同程度の硬度、サンドラデッドに至っては魔力によって守られた身体である。
結果的に二体のGGは手傷らしい手傷も受けずに敵を無力化した。
「よし! まずは一つですぅ!」
「次、来ます」
別の場所からは複数の敵が飛び出してくる。残りのクラブゴーレムも一斉に迎撃行動を開始したのだ。
「こちらで迎撃します!」
敵の増加を受けたところでコニーが『ヴォルド』を具現化する。ディレクトパワーの都合上、具現化できる時間が1分とあっては短時間でより多くの敵を補足するのが最善だ。
ドラゴン立像型となったGGは二体を引き連れて茂みから距離を取りつつ、その一体に牙を立てた。だが、互いに同等の硬度となれば単純に数の差でヴォルドが不利である。
「そう、そのまま角度を維持してくださいよ……」
コニーにも熱が入る。一度命令を与えた以上は術者はこうして見守るほかない。
やがて幾度か爪を受けたと思えば……ヴォルドの口から炎の息(ブレス)が吐き出された。
扇状に吐き出された炎は周辺の草木をどうにか避けつつ二体のクラブゴーレムを包みこんだ。この反撃までのプロセスこそがコニーが与えた命令だったのである。
「よし! どなたか追撃を!」
「いま向かわせました」
セヴランがラプターを再び具現化させて援護する。炎の息に耐えた個体も、この連携の前にはあえなく無力化されたのだった。
「これで三体……残り半分か」
ジャアファルは揺れる茂みに視線を向ける。
中では『水へは入らず、身を隠しつつ蟹形状のものを攻撃しろ』という命令に従ってザンドルが期待通りに一挙に三体を引き付けているわけだが、ここからではその様子は視認できない。
「……ザンドル、戻れ!」
すでに総数ではガガが上回っている。仕切り直し時と判断したジャアファルがザンドルをガガ形態へと戻すと、仲間たちもそれに倣った。こうした状況の変化への対応には術者による判断が必要だ。
一方、急に標的が消えたことでクラブゴーレムたちの狙いはハウンドたちへと向かっていた。
「そうはさせませんよ!」
「皆さんはエルが護ります、です☆」
ナインとエルディが五人の術者との間に割って入り三体の攻撃をシールドで受け止めた。だがあくまで条件を遵守し、それ以上の攻撃は行わない。
「では、次は俺が引き付けますよ」
「頼む」
「一気に片付けるですぅ!」
シャルルが再びガガを具現化させると護衛役の二人と入れ代わらせ、ジャアファルとカーミレもこれに追従した。
サンドラデッドが壁となり、クリスタの槍とザンドルの拳がクラブゴーレムを撃つ。
「息は角度的に難しいですか……では直接で」
「援護します」
コニーとセヴランのガガもこれに加わり、一気呵成に攻め立てる。
やがて、温泉遺跡のガーディアンの全てがその役割を終えたのだった。
◆いい湯だな
首尾よく脅威を排除したハウンドたちはさっそく遺跡の掃除に取り掛かった。
「さあ、日のある内にお掃除を終わらせてしまいましょう」
中でも特に張り切っているように見えるのがナインだ。街で調達した掃除道具を仲間に配り、自身も邪魔になりそうな場所にある瓦礫を片っ端からどかして雑草を引き抜いていく。
「ナインさん! このあたりも、ですか~?」
「ええ、全部掘り返してしまってください」
あまりに硬い地面はエルディの出番だ。マトックで力任せに掘り返し、柔らかくなったところで雑草を根こそぎ抜いていく。
「お嬢ちゃんすごい力だねぇ」
「えへへっ! エル、実は体力には自信あり、です☆ なんてったって鍛えてますから!」
感心するセンスキーにガッツポーズのエルディ。
「いい感じですねぇ。この調子なら今夜はゆっくり休めそうですぅ♪」
「そうですね。夜の山道を戻ることにならなくて良かったですよ」
掃除を手伝いつつもカーミレとコニーはホッと胸を撫で下ろした。見れば、ナインの掃除の手は建物の方にも及んでいるらしい。
幸い屋根は落ちておらず、また、古い竈も使用可能な状態だ。宿泊には問題ないだろう。
「コニー君。そろそろ夕食の支度にかかりたいのですが、手伝ってもらえますか?」
「そうですね、明るいうちに始めましょう。それにしてもナインさん、張り切ってますね」
「コニー君と一緒の入浴が楽しみですからね」
「……は?」
想定外の反応に間の抜けた返答をするコニー。
「お? 若いってのはいいねぇ」
「いやいや! 僕は遠慮を……」
「エルもイケますよ? ちゃんと水着もってきてますから~☆」
「みんなで温泉、待ちきれないですぅ」
「えぇ……?」
彼の意思とは関係なく、混浴が確定のコニーなのだった。
「湯の中にまだゴーレムが潜んでいる……ことはないですね」
浴槽を覗き込むシャルルだが、そこには大量の石や倒木が見えるだけである。
「これで安全が確保できましたか。それにしても確かに凄い湯量ですね……破損などは大丈夫でしょうか?」
「問題ない。何箇所か石組みが崩れてはいるがすぐに修復可能だ」
浴槽の状態をチェックしていたジャアファルが答える。彼がメンテナンスすれば温泉施設として蘇らせることも可能だろう。
「それは何よりです。しかし、これだけの植物が育ったのはやはり湯で温かいからでしょうか?」
「鋭いですね、確かにその可能性はあります。もう少し周囲の植生を詳しく調べてみないと何ともいえませんがね」
植物の話題とあり少し饒舌になるシャルル。
「ではあとで調べてみましょう。ちなみに、シャルルさんは入浴は?」
「温泉療養自体には興味はありますが、入る気はありませんね」
「だと思いました」
友人の予想通りの返答に思わず笑みを浮かべるセヴランだった。
「ああ、こりゃあいい湯加減だね。苦労した甲斐があったよ……ま、オレは何もしてないんだけど」
夕刻、ハウンドたちが遺跡の掃除を終えるとセンスキーは待望の湯に浸かることとなった。
周囲では希望するハウンドたちが同じく疲れた身体を癒やしている。
「それはなによりです。ところで、例の魔法ですが……?」
「魔法……? 何だっけ……うそうそ、ちゃんと教えてあげるよ」
コニーの表情が硬直したのを受けて笑うセンスキー。
「別に墓までもっていく気もないしね。どんな効果なのかって? えーっとね、名前は『地創強化』。ガガが硬くなって、ちょっと大きさを変えたり……別にヘンな意味じゃないよ?」
「別にヘンな意味だとは思っていませんが?」
真顔で返すナインと視線を泳がせるコニー。
ともかく、要約するとガガの防御力を強化しつつ何らかの能力を選んで付与できるらしい。
「よくわかりませんが、これでお仕事終わりなのですね? じゃあ楽しみましょう☆」
「私、こんな大きな温泉初めてですぅ♪」
エルディとカーミレはすっかりりリラックスして入浴を楽しんでいる。
「……そういえば、セヴランさんとシャルルさんは?」
「あの二人ならこの辺りの植物を調べに行くと言っていたな。夜までには戻るそうだ」
建物からジャアファルが答えた。彼にとっては温泉よりもそちらの方が興味深いらしい。
「思いのほか程度が良いな……補強すれば温泉施設としてはまだ使えるんじゃないか?」
「いいね。いっそ君たちのギルドで管理しちゃえば? 『ハウンドの湯』ってことで」
わはは、とセンスキーの無責任な笑い声がこだまする。
こうして、新魔法を巡る一泊二日の温泉ツアーは無事にその幕を閉じたのだった。
9
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参加者
 | | b.こりゃ頑張るしかありませんね
| | コニー・バイン(da0737) ♂ 19歳 人間 マイスター 月 | | |
 | | a.私はガガでの索敵を。
| | セヴラン・ランベール(da1424) ♂ 25歳 ライトエルフ マイスター 風 | | |
 | | b.温泉や植物も気にはなりますが、ガガ指定されてますからね。こちらで。
| | シャルル・ムーフォウ(da1600) ♂ 29歳 ダークエルフ マイスター 地 | | |
 | | b.SMG…?
| | ジャアファル・ジルフェ(da1631) ♂ 16歳 人間 マイスター 陽 | | |
 | | c.お掃除要員ですが、食事の支度もします
| | ナイン・ルーラ(da1856) ♀ 26歳 人間 ヴォルセルク 水 | | |
 | | b.さっさと敵を倒して温泉ですぅ。
| | カーミレ・セリーザ(da1860) ♀ 40歳 ライトエルフ マイスター 水 | | |
 | | c.皆さんはエルが護ります!なのでガガを操るのに集中して下さい!(ぐっ!)
| | エルディ・カイザー(da2015) ♀ 15歳 人間 ヴォルセルク 地 | | |
新魔法のカギは……温泉?
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新魔法の情報を知るという稀代の錬金術師を訪ね、一路リムランド地方へと向かったハウンドたち。そこで提示された意外な条件とは……?
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