‥‥ということで、共にチャッチャと探すぞ、恋人候補」
――竜犬、第16回サブエピソード「恋せよ戦士愛せよ勇者」開催!(2月14日、チャットイベ2の詳細更新)
サブエピとは、リアイベを補完する中規模な企画です。関連シナリオ・ミニイベント等によって構成されます。
結果が世界、ストーリー構築に影響しますので、ぜひご参加いただき竜犬世界の歴史を紡ぎ出して下さい。
[ローレックの街に恋の季節?]
2月である。愛の日があり、やがて3月に白の日が訪れる。
すっかり定着しつつある愛のイベントに、市民もハウンドも、心にぬくもりが差し込む季節‥‥
と思いきや、耳に熱湯を注ぎ込んだかのような騒ぎとなった。大げさか? いやいやいや。
発端は、勇者王ローレック(dz0001)による、一般大衆に向けた演説だ。騎士団やハウンド相手ならともかく、大衆向けの演説は珍しいため、それこそ街中の市民が城壁前に押し寄せた。
「――愛の日は、新たな出会いを求めたり、親睦を深めるにもいい機会となろう。我が町に住む市民諸君、ぜひとも愛をはぐくみ、新たな家庭を、新たな命を作り出していただきたい。それがこの町に活気を与え、未来を支え、ひいてはミドルヘイムそのものを救うことに繋がっていくであろう」
そこまでは、若干大仰ながら、それほど当たり障りのない演説であった。だが、演説の最後で、大衆はおおいにどよめくこととなった。
「‥‥さて、こういうことは上の者が率先してやって見せねばいかんかな。というわけで、このシンガルド・ローレックも、本日より花嫁を大々的に募集させていただくこととする。オーディア島内外から、広く相手を探していくつもりだ。身分は問わぬ、自薦他薦も結構、詳細は近日中にお触れを出すゆえ、よろしく頼むぞ、我らが民よ」
[爆弾発言の真意]
という次第で、ローレックの街は大騒ぎ。誰がお似合いだとか、私もいけるかしらとか、話題はこれで持ち切り。
しかし、一体どうしてこんな話が――それは後日、ローレック王自身が、ハウンドを前に、語ってくれた。その日は、遊び人のシンさん(dz0004)の姿で、であったが。
「女神様からの神託があってね。神託といっても、具体的な文言じゃなくてな、なんてーか‥‥イメージ? 感情? わかりやすく言うと、奥義を悟った瞬間みたいな感覚な‥‥あるだろ? ピカーンってさ、誰だって1回や2回‥‥ない? まあいいや。ともかくアレさ、戦士は守るべきものを作ると弱くなるっていう概念もあるけど、その逆を行かなきゃダメだな、って気づいたカンジだな」
うーん‥‥よくわかりません。
「これは、戦士の在り方というより、世界の在り方の話だな‥‥結局のところ、愛をはぐくみ、命をはぐくんでいく、そういう想いの伝播が、集まりが、世界を『悪』たらしめんとする流れに抵抗する、具体的な力となるんだよ。きっとな。だもんだから、俺が率先してな、その取り組みを広めなきゃいかんとな。とゆーわけでもちろん、ハウンドにも協力してもらうぜ。どんどん恋愛しろよ、いいな、ミドルヘイムのためだ、みんなでシヤワセになろーぜ?」
そういうシンさん(勇者王)の目や口調は、おふざけにしか感じられないのだが‥‥やっぱり本気なのだろうか。
「そうそう、おまえらももちろん、勇者王サマの花嫁候補になっていいぞ。ハウンドの連中は問答無用で誰でも見合いの権利アリとするからさ。そうだ、いっそ集団でイッキに見合いできる場でも設けるか。遠慮はいらんぜ、ヒューマンじゃなくてもいいしな、つまり異種族でも。これは公式には触れないつもりだが、勇者王サマの結婚相手は、年齢不問、種族不問、男女不問なんだ。ま、俺、いちおうヒューマンではあるけど、シーリーコートだしな。多少、融通が利くんだよ‥‥あ、詳細はナイショな」
誰でもウェルカムの集団お見合いとは、ムチャクチャ言うものである。
しかし、いくら誰でもいいとはいえ、ご本人の希望だってあるはずだ――あるハウンドが訊ねた。結局シンさんは、もとい勇者王サマは、どんな相手がタイプなのか? と。
シンさんは、ウ~ムと長々考えてから、肩をすくめて、言った。
「いや~それがな~‥‥正直よくわかってないっつーかなー‥‥まだまだ暗中模索なんだよ、悪いな。案外、シフールなんかもいいかも‥‥なんてな」
これまたふざけた調子。本気?
「あっと、俺のことは置いといて。ハウンドの協力について、も少し言っとかないとな。とにかく恋愛ムードの醸成みたいなモンを頼むぜ、愛の日にかこつけたりなんかしてな。イベント企画するなら予算は城が出すから。もちろん自分らで身をもって示す、も大事だぜ。そうだ、ハウンドでカップルになったりしたら、勇者王サマからなんか褒美でも出すか!」
はたしてこれが偉大な勇者の命令なのか‥‥だがもちろん、勇者王はつねに世界を、コモンを、気にかけているのだ。滅びの宿命から逃れさせるために。
[愛を取り戻せ]
愛の偉大さが各地で語られることを、フンドラ教団の教祖は苦々しく感じていた。
「偉大なのは唯一‥‥我らのフンドラ様だけだ! 女神などという歪んだ存在ではない、唯一神は、偉大なる『父』でなければならぬ! フンドラ様こそが愛の体現者‥‥コモンが忘れ去った真なる愛を、今ここに取り戻す!」
・本SEの特別ルール
カップルとなったキャラ、またはすでにお相手にいるキャラは、期間中に宣言(申告)をすることで、ローレック王から褒賞がもらえます。また、二人合わせてSTARSイラストを発注することで、オンリーワンな特別褒賞がもらえます。
宣言は特設チャットで行います。詳しいルール等は特設チャット「
愛の広間」の解説をご覧ください。
[イベントスケジュール]
・投稿イベント「あの人に相談を」
2月3日~2月28日
・カップル申請期間
2月3日~3月31日
・関連シナリオ
2月5日~2月28日
・愛の日923特別プレゼント企画
2月10日~2月28日
・チャットイベントその1「勇者王との集団見合い」
2月11日21時~22時頃迄
・愛の日コンテスト23エントリー期間
2月14日~3月3日
本コンテストには「恋人募集部門」があります。
・チャットイベントその2「シンさんとの合コン?」
2月25日21時~22時頃迄
・愛の日923特別プレゼント企画
2月10日~2月28日の間、相互フォロー者またはNPCへカードを1枚送ることができます。
詳細は「酒場>プレゼント」をご覧ください(プレゼント用ページは期間中にのみ出現します)。
合わせてプレゼントに最適なアイテムが登場します。武器屋や「
愛の日ガチャ23」で入手可能です。
・チャットイベントその1「勇者王との集団見合い」(2月11日21時~22時頃迄)
その日、勇者王シンガルト・ローレック(dz0001)は、略式ながら、正式な王の恰好で「
愛の広間」へやってきた。
ハウンドに対し約束していた「集団見合い」。ハウンドならば自由に立ち会うことができるし、この場でローレック王を「見合い相手」と見なして話しかけたり、アプローチをすることもできる。
「ハハハ、そんなに緊張しないでくれ‥‥え、私が緊張してると? そ、そうだな‥‥正直に言えば、少しばかり戸惑ってはいるかな。なにせ人生初の見合いだからな。正直に言うと、気心の知れたハウンドが相手なら、いい練習にもなるかなどと思ってたのだが、思ってたほどスマートにはいかないものだな‥‥」
やや落ち着きのない勇者の姿。だが、逆によかったかもしれない。これが堂々とした王の姿では、いくら苦しゅうないと言われても、おいそれとアプローチしづらいものだから、これくらいで、お互いちょうど、よかった、かも‥‥?
[本イベントについて]
特設チャット「
愛の広間」で行われる、無料で誰でも楽しめるロールイベントです。
ローレック王一人に対し、希望者全員が同時にお見合いするという、かなり特殊な内容です。
お見合い相手として名乗り出るにあたり、とくに条件はありません。
お相手候補以外にも、立会人、給仕なども行えます。
このイベントを通じて、ローレック王の将来が左右されるかもしれませんし、もちろんあなたの将来も大きく動くかもしれません。
[開催期間]
2月11日21時~22時頃迄
・チャットイベントその2「シンさんとの合コン?」(2月25日21時~22時頃迄)
さて先日、ハウンドとの集団お見合いを終えたローレック王。この日は遊び人のシンさんとして‥‥
「合コンしようや、合コン」
だそうである。
「こっちの方が堅っ苦しくなく話せるだろ。それに考えてみりゃ、“シンさん”が合コンできんのはハウンドだけじゃねーか? だってよ、正体を知ってるの、ハウンドくらいだもんなあ。遊びならまだしも、真剣に付き合う相手に、ウソつき続けるのもマズイってもんよな」
という次第だそうで、今回もハウンドの一室で、宴会めいた会合である。
前回、ローレック王とお見合い(?)した者も、そうでない者も歓迎だそうだ。
また、合コンというていなので、『シンさん狙いだけじゃなく、他のハウンドへのアプローチ』もOKらしい。
言うまでもなく、前回以上の無礼講で、なんならカオスになるかもしれないが‥‥
そもそもどこまで本気なのか、勇者王は、ないしは遊び人さんは――
[本イベントについて]
特設チャット「
愛の広間」で行われる、無料で誰でも楽しめるロールイベントです。
よくある合コンのような形式ですが、明確に「男性枠・女性枠」等と分けません。ただし立場を表明するのは自由です。
また、真剣にお相手を探すのか、冷やかしなのか、飲み食い狙いなのかも自由です。
このイベントを通じて、愛が芽生えるかどうかは、当局は一切関知しません。
[開催期間]
2月25日21時~22時頃迄